夏譚

夏風に酔い
ぬるい縁側で
うちわを振る
それで尚
したたる汗の
手やらタオルやらで
拭っても
さっぱり冷めやしない

夏風に酔い
仕方なく見上げた
月の冷たさよ
凍らせたグラスに
真似て丸型の氷塊放れど
またそうだ
ひと時過ぎれば
洪水の様に汗が滴り
枯渇した喉や集まる蚊虫やらに
眠れぬ夜を迎える

寝冷えして夏風邪に移り
さんざんな暑中休暇
けれど夏
されど夏

蟻の行く様をじっと
自由研究にと観察して
滴る汗に溺れた蟻を見ては
いつのまにか入道雲を見上げた


夏譚


関連記事

コメント

非公開コメント

ブログ村

ブロとも申請フォーム

ぼくについて

詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
夏だー!
と、もう勇み足であちこち夏連想に手をつけて仕方なくなってきている。
鹿田だけにね。

ほら、ほらもう~。

そしてツイッターも再開しましたとさ。

リンクフリーです。

→メールはこちらから←

軌跡

最初から最後まで。詩の一覧。

月別アーカイブ

訪問者の数

みなさんいつもありがとう!
2017/7 re

フリーエリア

rank

[現在地点]
小説・文学
690位
Access ranking>>

[Sub Genre Ranking]

31位
Access Ranking>>