銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

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ゴミ捨て場の古自転車

風の気まま旅に
自転車がその方向むいては
太陽に目を細める

いつかたどった道を
風よ、君は覚えているかい?
ぼくとともだちの駆け抜けた日々

短い日照時間が
くすんだ世界を浄化して
けれど…それは僕にとって
少し悲しくて

ゴミ捨て場に捨てられた
ぼくはボロ自転車
錆びてくすんで
もうすぐ本当のゴミになる
記憶も消えるのなら
それはそれでいいかもしれない

あのこは今頃どうしているかな
風のうわさに何万もする自転車を買ったときいた
僕はかなわないよ

僕はボロ自転車
陽だまりの中でだけ少し
輝いては朽ちていく

いつかたどった道を
君は覚えているかい?
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