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唐突に燃え

夏が唐突にはじまり支える両手の震えは心に
ぼくが僕と自覚しようにも感激がまた震わせて
ぼくは自覚がもてない
小虫の集る蝿捕り紙、その一匹でもいいと
そこまで思わせる
夏は怖く偉大で尊厳を思わせる


けれどぼくは
それを、全力で否定しなくちゃ
スタートラインに立てないんだ

だからスタンドバイミー
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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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