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ラジオの向こう

夏の余韻を去年から引き込んで
深い夜にすこしお酒も止み時を失う
闇にまみれて黒
そしてラジオは今日も平和に
僕を迎え入れる一方通行
(メールなんておくったこたないし)
けれどどこかのだれかが生の声
けれどどこかのだれかはその受信に返信
こんな夜中にね
するとすこしいるきがするんだ
ラジオの向こう
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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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