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夏助走、序章

輝く季節のいっぽ…手前で
順調に育った空にうんうん満足のぼくだ
朝早くにかぶってたパーカーも脱ぎ捨てて
半そでラン
愛用のくたくたの手ぬぐいさえキラキラと
薫風に栄えたのさ、そうさ

時々無性に高鳴る
夏が近づくと独特の鼓動はきっともう
周りの誰かに感っかれてる

あせをたくさんかきまくってふきまくって
走馬灯のように走れ
そしてそのひとつひとつをごっくん
あじわって飲み込め、そんな季節だ

あせをたくさんかきまくってふきまくって
ジェット機のように走れ
そしてことしのはてしない夏の大空に
僕たちの大空にせつなくしろい
それに利き手の指を食い込ませ、けずり潰し、痕を残せ
そうだ季節は、もうはじまってるのさ






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自己紹介

詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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