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わらいだすとすぐ

ふゆかぜのだんだんとよわまるとき
ぼくはしらないしろいはなをかたてにもって
たかんしょうのそのあせのしみきって
はなはちりぢりきもちのよいかぜにのって、いった

かたてをそらにあげ ぐるぐるととろみのついた
しろとあおのえきたいをかきまぜたら雨雲か
ほうらぽつぽつ かおにふるのは
みあげていたからなのに
そんなことにすらきづかずぬれたくないとぬぐいつづけた
春知らせの雨はいつまでも
僕の顔にふりそそぐ ふりそそぐ
もものいろをかんじさせて
いぶきをかんじさせて
いのちをかんじさせて

ちきゅうをくるみはってはとびあがりじゆうに行き来する
生き生きとした大生命が僕の前髪をヒュンとはねさせ
いやいやとしていたぼくのかおは
まだめをとじたままそれでもわらうだろう

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自己紹介

詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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