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ひどい雪の日

青雪はさっきとなりとおった
冬風にのって頬にあたっていった
ふりむきもしないで
あいさつもしないで
ぼくはなんだかものになったきぶんだった

感覚の惚けに
通り過ぎたすべてを無駄にして
僕の背中は産廃処理
ぼろぼろおとしてよごしていく
か、もともと汚れていた世界を
大きくしただけ

目を閉じた瞬間に雪がぶつかった
とっくに赤らんだ手は感覚なかった
おぼえようともしないで
わすれることすらできないで
ぼくはゆきのなかにいると

ぼくはふうせつにさらされると
どこにいるかわからなくなるから
家から出ないと思ってた
そのいえがほんとうはなかった
ひどい雪の日
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鹿田草太
Posted by鹿田草太

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