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頷き

やさしさをわすれたりしないようにと
いったのはもういまは
きみだったか、 ぼくだったか、もう

そんなあおくつめたく無機質な氷のようにとうめいな
ものをのみこんで喉口にひっかかりきずから
そんなくたくたになったかからはもう
ささえきれずに

きみだったか、ぼくだったか、ひとだったか、せいめいだったか、それは
それはいま冷たい大地にしみこんで
脳のないからだのままリズムをきざむようにうんうんうんうんうん

うんうんうんうんうん
瞳さえ閉じ
だいちのふかくにいまもしずみつづけながら
なにをみるともなく
まぶたさえ閉じ
からだを両手で抱え込み
しゃがんだしせいのまま
いまも

しずみつづけている

うんうんうんうんうんうんうんうんうんうん
リズムをきざむように頷きながら
いまはなにとも呼称のない存在となった
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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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