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時には冬の話を

冬にも時々、夏の話をしてあげよう
海風の心地よさを語ろう
夏の日差しと日焼けした肌とあの踊る心
ぼくはいつだって 夏に感謝している

冬にも時々、夏の事を考えよう
時々と言わずいつも考えたいし考えてるんだけれど
冬にも恩を売っておかないとさ
けれどもすきをみては、夏の事を考えてしまうんだ
空白があればペンを持ち
まんなかにいっぽんちょくせんをかく
そこから興る入道雲を書き込む
海面にうつるそれもかく
もちろんてっぺんには太陽もね
そして風を描きこむ
すごいよね、絵は
すっすっとかるく線を入れるだけで
木々を同じ方向にすこしななめにするだけで
風ができちゃうんだ

ごめんごめん、冬
でも冬だってほんとうは夏が好きなんだろう?
影武者だ、青鬼だ
そうしてみんなに夏恋しくさせては
なつよよかったななんて思いだけに留まらせてだまってるんだろう

冬も好きだよ
あの冷たく張り詰めた透明な空気の中にいるだけで
生きているをどれだけ感じるかわからないし
初雪はいつだってこころがゆれうごくもんだ


夏にも時々、冬の話をしてあげよう
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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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