銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

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夏の王国

小さなカブトムシ 夏の暮れに見つけた
こっちのほうじゃタッペとよぶ
クワガタのメスが一匹 散歩の公園を横切った

昨夏なにか悪いことしましたか、神様
今年は一匹たりと 我が家の周りには現れませんでしたね

なんて声をかけてみると
いちどじっ、 ととまったのに
またスタスタと忙しそうに林の方へと歩いて行った
1、2年の命 僕と話すことは時間の無駄か

でもまってくれ そっちの方はまだ
 まだなつなのかな
だったら一緒に連れてってくれよ!

僕はそこだけは一番に本気で テレパシーをおくったのだけれども

夏の幕を引き連れて 夏虫は遠い遠い
夏の帝国に 永住しているんだ。


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