銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

夏の奇跡2016

季節の鐘が夕暮れの空に響く
笛の音は空旅の汽笛だったのか
今も続いているけれど見渡しても分からず
いい匂いとともに訪れる腹痛は
夏の妖精のせいなのだと言ってひとり笑う

一度見た事がある
真夏日の綺麗な比喩 そんな完全なる季節にも凝りはあって
膝を抱えて切なそうな表情でいたんだ 青々とした葉の陰
しばらく視線に気づかぬまま深みに落ちていくような
危さに結局僕から声をかけてしまったのだけれども
てへっと照れ笑いして消えた
すこし冷たい水がはじいたので カブトムシや蝉に近いんではないかと思う

蒸し暑さは凝る 夜の間の間にまで沁み渡り
夏を象る

ビールを飲んでいる僕の無防備加減は実は
計算尽くであの妖精に摸した夏の化身に会いたいから、それだけ
もう少し飲んでぱっと空を見上げりゃ
僕の瞼から不自然にそれも勢いよくだらだらと
涙が欠け落ちるのさ それが夏の奇跡
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鹿田草太

Author:鹿田草太
夏だー!
と、もう勇み足であちこち夏連想に手をつけて仕方なくなってきている。
鹿田だけにね。

ほら、ほらもう~。

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