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夏の奇跡2016

2016年06月22日

季節の鐘が夕暮れの空に響く
笛の音は空旅の汽笛だったのか
今も続いているけれど見渡しても分からず
いい匂いとともに訪れる腹痛は
夏の妖精のせいなのだと言ってひとり笑う

一度見た事がある
真夏日の綺麗な比喩 そんな完全なる季節にも凝りはあって
膝を抱えて切なそうな表情でいたんだ 青々とした葉の陰
しばらく視線に気づかぬまま深みに落ちていくような
危さに結局僕から声をかけてしまったのだけれども
てへっと照れ笑いして消えた
すこし冷たい水がはじいたので カブトムシや蝉に近いんではないかと思う

蒸し暑さは凝る 夜の間の間にまで沁み渡り
夏を象る

ビールを飲んでいる僕の無防備加減は実は
計算尽くであの妖精に摸した夏の化身に会いたいから、それだけ
もう少し飲んでぱっと空を見上げりゃ
僕の瞼から不自然にそれも勢いよくだらだらと
涙が欠け落ちるのさ それが夏の奇跡
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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
 僕が今どこにいるかというととある町の漫画喫茶。しかも二日目の夜。
皆さんご存じいたずらが大好きな季節、冬の奴にやられちまったんですね、はい。
お手上げ。白旗ふりふり。

 だからビール頼んでからあげたのんでえだまめたのんで…。

かんぱいしちゃったから、あとはもう、惰性だ。

え、かんぱいちがいだって、え。わかんない。


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