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腐食とは知らずにそれは白昼堂々と語られる

自己満足帝国ならどこでも作れる
好きな人同士でやったらいいし きっとそこにめざすものもあるんだろ
同じ色通しを並べて居心地良く
それがすてきな世界なら 腐食とは知らずにそれは堂々と語られる
なにが間違っているか気付けない大きな壁ばかり、作って
結局根拠などない寵愛歩合で成り上がっていくのなら

根拠失ってるんならもうどうでもいい
すきな人同士の帝国作ってぐだぐだとやっていけばいい
大エゴ小エゴまきこんで 祝杯でもあげてればいいさ


何が大事なのかその答えがそれならば
それはただのエゴ蔓延する腐った帝国でしかない

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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
キンキンに冷えたビールとコップをもって縁側に行く。二本下駄をはいてすわる。夜風に風鈴がやさしく鳴る。プシュッとくとくとく手酌で注ぐ。豚蚊取りの鼻先で煙がくゆる。ゆっくりのどで感触を味わいながら飲む。作務衣が緩やかな涼風にはたはたと揺れる。遠くの花火の音が鳴る。あっちかな…見上げた先は白鳥のくちばし。笑われたようで笑みを返し小さく「かんぱい」という。

妄想大爆発!
2019.6.5