銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

炎夏のハードボイルドスーパーフィクション  

拭いてもふいても拭いきれない汗とべたつきに纏われ
ときどき吹く風にお前はいいやつだなんて調子のいい休日の午後
それでもこんな盛夏だからこそできそうな事がたくさん浮かんで
今夜のビールは最高じゃないかと夢見ている訳で

炎夏のハードボイルドスーパーフィクション
面白くもなんともない、ただただ欲に駆られた小説なんか読めなくて
夜のビールとか、午後のプールとか、今、この暑さの中ねじり鉢巻きで頑張ってる受験生とか
今の今さえ最高を求めてそれぞれが生きているというのに
どこへゆくなんのために、と蛙鳴蝉噪は叫んでいるようだ

あしたのこととかあさってのこととか遠い未来とかそして僕らがいつか書き記すスーパーノンフィクション
なんのことかなんのためかわからないハードボイルドスーパーフィクション
ただでさえ今が今暑さに茹ったからだが悲鳴を上げているのに
どこへゆくなんのために、ふりむきもせず、かろやかに


客車切り離したから軽やかな事に気付かない





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