銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

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私道32号線

こんな季節のいい夕方の訪れは
気紛れに侵入する風が何処かにあたるたび
鼻で軽い深呼吸をする
近くを走る車の音もゆっくりと消えいって
秒針の感覚が長くて
こんな時間の中でとても大切な事があった
そんなありえないデジャブさえ
思い浮かんで

なんとなくだけれど
あしたがすてきになるようなきがして
なんとなくだけれど
このままいきていくことでしあわせがおとずれるようなきがして

こんな季節のいい夕方の訪れは
西日の当った瞬間 向こうの家がオレンジ色になる
目を紡ぎだした新緑の一歩手前も染まって
染まって…

何回目かの5月迎える僕の
的に向かって一直線に…その上速度を上げて
無情につききるかのような矢を。

なんとなくだけれど
こんな何でもない静かな時間がいとしくて
そしていつかは沈みきる太陽が眩しくて
いままでぼくはどこにいたんだろう?

すっかり居場所を見失った僕に、背中を押してくれた夕陽
そっと後ろ向いて、感触確かめた
私道32号線

夕陽
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