風を思い出したとき僕らは
時をだろうとしてふと立ち止まる

今日の古い瞳に映った
過去は今さえ過去で擦れ
そんなものを見つめているから
視界さえ、今を把握できなくなる

風に吹きつけられ
息のできない案山子 たのしそうだよ

そういったあの子は口笛吹いて
入道雲の向こうへ行ったわけだけれども
それはデジャブ
いつまでもついてくる影法師のような
デジャブ
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