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2014年06月16日


FC2トラックバックテーマ 第1846回「雨の思い出」



降り出した雨の音よりも
風呂上がりに網戸越しに入り込む風の匂い
立ち上る土のそれも混じって
やっぱり、懐かしくなる

ぼくら大人になるにつれて
だんだんと 雨を忘れてく
こどものころ あんなたくさん雨の思い出があるのに
おとなになってからの雨との遊戯だなんて
けれど
けれどこの音と香りは
だれも切っても切れない 透明な糸

またひとしきり強い風
沁みこむ雨の匂い
車の通り過ぎる余韻
眠れない夜
幾何学の思考のララバイ
ララバイ ララバイ
眠れない夜

いつの間にか止む雨の
ぼくも一緒に降ったように疲れて
青空は痛いくらいだった
いまじゃただ 虹なんかに見とれて
雨の意味を忘れちゃいけない


そんな風に今日くらいは僕は
砂場の小山に穴をあけて貫通させた川の
あの雨でいたい




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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
 僕が今どこにいるかというととある町の漫画喫茶。しかも二日目の夜。
皆さんご存じいたずらが大好きな季節、冬の奴にやられちまったんですね、はい。
お手上げ。白旗ふりふり。

 だからビール頼んでからあげたのんでえだまめたのんで…。

かんぱいしちゃったから、あとはもう、惰性だ。

え、かんぱいちがいだって、え。わかんない。


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