銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

ヒグラシよごめんよ  

ヒグラシがリレーするように
すきまなく鳴き続けている
まるで義務的、若しくは課せられた宿命の様に
夕方を埋め尽くす

今年は蝉が少ないと
日中のアブラゼミやミンミンゼミに
耳を傾けていたけれど
ヒグラシはいつも通り

夏のヒグラシは
日が暮れるのと同一なの?
ヒグラシがいなければ
夏は暮れないのなら
ああ ナニから夏が始まるかわからない


ヒグラシが夏の山埋め尽くす
すきまなく鳴き続けている
いつかの日が必要以上に
あの山の陰から僕を追いかけてくるから
程よさを過ぎたヒグラシに僕は
嫌悪さえ感じるよ

早朝のヒグラシは
僕は大いに受け入れられるのに
涼しく始まる夏の朝
儚すぎるその瞬間
ああ 夏が始まる
ああ 夏にいる 僕は夏にいる 蝉が鳴く 入道雲がわく 僕はいる



ヒグラシが鳴きはじめるから
僕はサンダル履いて外へ出た
曇りの今日は夕暮れもなく夜に移行するから
せめてその風だけでも感じようと
僕は夏になら幾らでも強欲な事を自慢できるし
それが恥だなんて思わない


…すると意外と
ヒグラシのシャワーに埋もれて僕は
力強く夏、だったりしてしまうから
これは最終的に言い訳の詩になる



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