延々と続くヒマワリ畑
青空の染みた僕の影は風になる
僕の輪郭を象った空が
向日葵の間を走っていく

ひとつひょんと頭を出した
背高のっぽのヒマワリがいて
やぁ、と
風になった僕に声をかけてくる
風になった僕は草花の
声が聞こえる

やぁ

ぼくもひとつ、その背高のヒマワリに
笑んで返してその場を直ぐ発つ
風だから
決してどこにも留まる事はない

ゴォー、ビューン、そよそよ…




そしていつか僕は空になり
あの入道雲に腰をかけ
風に揺れるヒマワリを 永遠に見るんだ

何処かの夏では必ず
ヒマワリが風に揺れてるから
風になったこと
後悔することなんてないとわかる



ヒマワリ畑
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