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字を書くと名の知らない鳥が鳴く

2013年06月06日

名の知らない鳥が夜中に鳴いて
僕はというとペン字練習帳を開いている
キュ・ゲ・チョ・ヨ
キュ・ゲ・チョ・ヨ
鳴いている

久しぶりに長く持った右手が強張る
持ち方の癖も序(ついで)に直そうかと
軽く考えたら甘かった 
ただでさえこんな長く書くことなんて
いつぶりだかわからない
キュ・ゲ・チョ・ヨ
鳴いている
キュ・ゲ・チョ・ヨ
強張(こわば)る




これはぼくの時間だ
ぼくの長いながい夜


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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
 僕が今どこにいるかというととある町の漫画喫茶。しかも二日目の夜。
皆さんご存じいたずらが大好きな季節、冬の奴にやられちまったんですね、はい。
お手上げ。白旗ふりふり。

 だからビール頼んでからあげたのんでえだまめたのんで…。

かんぱいしちゃったから、あとはもう、惰性だ。

え、かんぱいちがいだって、え。わかんない。


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