トップ  >  初夏に浮かされ  >  入道雲、再びと

入道雲、再びと

2013年06月05日

僕はあのまま坂道を
疲れなんかに…進み続ければ
入道雲の塔の入口に
行き当たっていたと今も
そう思っている

その後悔が今まで
引きずっている理由の一つは
あの入道雲は
あの夏の
あの日にしか存在しない事を
本能として悟っているから

影と見分けのつかない体に
麦わら帽子はよく目立つ
見上げても届かない果てまで
入道雲はそびえたっていたよ

蝉の声や
歓声、夏の音たる音の全て
吸収してああして
入道雲は育っていく


あの丘の向こう
ずっと遠くに広まる水平線に浮かんだ
ひと山の入道雲


汗滴るまま影のまま
息あらだて喉からし

生きていた

そう、生きていた



関連記事

このページのトップに戻る

コメント

名前
題名
メールアドレス
WEBサイト
 
コメント
パスワード
  管理者にだけ表示を許可する

このページのトップに戻る

トラックバック

このページのトップに戻る

CM

ぼくについて

詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
ああ!僕はとうとうテントを立てて、(夢想ではなく本当に!)火を炊き星を見上げ…はできないけれどデイキャンプだから!たのしみだなぁ。直火OKなキャンプ場パチパチ音を立てて遊ぶ火の粉や本当の北風、秋の空なにをみてもうれしいし、何を食べても美味しいに違いない!


リンクフリーです。

→メールはこちらから←

ブロとも申請フォーム

訪問者の数

みなさんいつもありがとう!

2017/7 re

ネットショップ

軌跡

全ての記事を表示する

最初から最後まで。詩の一覧。

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク