銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

入道雲、再びと  

僕はあのまま坂道を
疲れなんかに…進み続ければ
入道雲の塔の入口に
行き当たっていたと今も
そう思っている

その後悔が今まで
引きずっている理由の一つは
あの入道雲は
あの夏の
あの日にしか存在しない事を
本能として悟っているから

影と見分けのつかない体に
麦わら帽子はよく目立つ
見上げても届かない果てまで
入道雲はそびえたっていたよ

蝉の声や
歓声、夏の音たる音の全て
吸収してああして
入道雲は育っていく


あの丘の向こう
ずっと遠くに広まる水平線に浮かんだ
ひと山の入道雲


汗滴るまま影のまま
息あらだて喉からし

生きていた

そう、生きていた



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