銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

永遠の切り取り線

缶サイダー飲み干して日差し
べたべたの腕でぬぐっては、もう一度見つめる

雲が空を覆った今日の、間のじかんに
飛行機雲の切り取り線はぼくと今日を分けた

世界は曇り空でも
切り取り線からめくった裏の世界に潜んで
永遠の太陽の世界にたどり着いた

雲に座って足元のと湖、蹴る
湖底にしずんだ現実世界の空には今頃
弧を描いた虹がかかったはず

そしてぼくは雲の上を自在に歩き
離れた雲の小島にはとんでいくことができる
ぼくはそのたび白くなっていき、明るくなっていき…
今だと飛びついた太陽には負けてくらんだ頭でふいうち
無限の翼さえ折れる

ぶくぶくととても綺麗な無機質の
湖におぼれて沈んで沈んで
表の世界に戻ったこの地平線に跡残る
切り取り線

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鹿田草太

Author:鹿田草太
春待ち…(じつは夏待ち)
はやくきてほしいけれどはやくくるな


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