2015.10.25 ゆうき
ゆうきをはじめててにしたとき
いたいくらいできもちひとつ
いくらでもころげおちたのににぎりしめたのは
いたみをかんじないますいがあったせい
こじつけのますい

あんなにゆめだったゆめはふとんのなか
めのさめないゆめのなか
あるこうとおもえばあるけたのさ

ゆうきをはじめててにしたとき
てにとどめておこうとすれば
にぎったてからちがしたたりおちたけれど
ねらったまとにそれをちからづよくなげたら
命中! 相手はノックダウン!

そのあとまたゆうきをとりもどそうと
そのゆうきのたまをもういちどてにとったけれど
もうそのいたみはきえさり 
ただのボールになったぼくのゆうきは
どこへきえてしまったのだろうとふあんになった
しかたなくあるきだしたかえりみち
かわべでそのいみのなくなったボールをなげすてたのだけれども
それはどこまでもどこまでもとおくとんで
ぼくにちからがついたことと まえよりすこしみがるになったこと
いつもよりすこしゆうひがきれいで はやくあしたがこないかなとおもったこと


ゆうきをはじめててにしたとき
そしていまひとつあらたなゆうきのボールが掌に痛みを伝える
ぼくはそれをしっかりと、負けまいと握り返す