銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

夏空浪漫譚

虹色に光る夏雲の場所を探り当てて
石熱気球に乗って出発する
太陽が容赦なく照りつけるならと
海槌式ソーラーパーネルでラジオを聴く
優雅で勇敢な空旅

雲凝固スプレーを雲靴の底から吹きつけ
夏の彩雲に足を踏み入れたのがあの日
重なるように二人の心臓はドラムを打った
ドラムロールのピーク
気体専用ピッケルで砕き
凝固剤のたっぷりと入った鍋に投げ入れる
そうすること簡単に
地上最高の宝石、夏石が出来上がる

夏石に眼空かして
見つめた世界はすべてが夏色になるという

地上に戻って高値で売って
ぼくらまたここにきて
こんどはもっとでっかい鍋をもってきて

虹色に光る夏雲の場所を探り当てて
石熱気球に乗って出発する
太陽が容赦なく照りつけるならと
海槌式ソーラーパネルでラジオを聴く
優雅で勇敢な空旅へ
ぼくらはいつまでもいつまでも飛び出すのさ!

空

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鹿田草太

Author:鹿田草太
春待ち…(じつは夏待ち)
はやくきてほしいけれどはやくくるな


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