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まどろむ

ぼくはいまとある日帰り温泉
日々の垢を落としきるためやって来た
久しぶりに蝉が鳴いている
いや、たぶんぼくが久しぶりにセミの声に
聞き耳をたてている
ねとりとしたお湯をかぶり
おばぁおじぃの会話が全部聞き取れるくらい
そんな静かな大広間
横になってる

足元涼しい風がくすぐって
もうそろそろぼーんと懐かしい時計が再び
ああなんて時間がゆっくりなんだ
時間までとろみがついている
涼しい風
湯上がりに心地いい

この夏もありだな
そんなこと思って厚い本の続き
休日

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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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