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太陽がきらきら

午後までのなだらかな曲線
ご飯を食べて余計なだらかになって
また眠りこければ垂直に落ちてゆく
そしてそこの方で明日に浸食すれば
ぼくの未来とはもう
そこはかとなく沈んでいくようだ

もちろんそんなところには
ずっといられないから
その海底から浮かび上がる為に
ぼくは海中でさえ大きな深呼吸をすると
うつくしく酸素だけ肺へ取り入れ
浮上すれば太陽がきらきら

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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
キンキンに冷えたビールとコップをもって縁側に行く。二本下駄をはいてすわる。夜風に風鈴がやさしく鳴る。プシュッとくとくとく手酌で注ぐ。豚蚊取りの鼻先で煙がくゆる。ゆっくりのどで感触を味わいながら飲む。作務衣が緩やかな涼風にはたはたと揺れる。遠くの花火の音が鳴る。あっちかな…見上げた先は白鳥のくちばし。笑われたようで笑みを返し小さく「かんぱい」という。

妄想大爆発!
2019.6.5