2013/04/12
太陽がきらきら
午後までのなだらかな曲線ご飯を食べて余計なだらかになって
また眠りこければ垂直に落ちてゆく
そしてそこの方で明日に浸食すれば
ぼくの未来とはもう
そこはかとなく沈んでいくようだ
もちろんそんなところには
ずっといられないから
その海底から浮かび上がる為に
ぼくは海中でさえ大きな深呼吸をすると
うつくしく酸素だけ肺へ取り入れ
浮上すれば太陽がきらきら
綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。
2013/04/12
Author:鹿田草太
キンキンに冷えたビールとコップをもって縁側に行く。二本下駄をはいてすわる。夜風に風鈴がやさしく鳴る。プシュッとくとくとく手酌で注ぐ。豚蚊取りの鼻先で煙がくゆる。ゆっくりのどで感触を味わいながら飲む。作務衣が緩やかな涼風にはたはたと揺れる。遠くの花火の音が鳴る。あっちかな…見上げた先は白鳥のくちばし。笑われたようで笑みを返し小さく「かんぱい」という。
妄想大爆発!
2019.6.5