銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

奇跡の反対側、掌  

ちいさな飛行機が空を
端から端まで雲を引いて
断ち切っていくとき

世界はなんて広いんだろうと
ぼくは途方に暮れた
感覚になる

ぼくの声など届かないあそこに
数百人の人が存在して
区切られた空の端から端まで



この空さえ
球状に見えるのに
ここは地球の
一角
ほんの一角にすぎなくて

もしかしたら死ぬまでに
出会う事がないかもしれない人々が
感覚のすれ違うことなく
とおくで交差して

この果てしない感覚に僕は
寂しくて掌を見つめた

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