大きなあくびしたら
なんだか緊張が解けてしまって
僕はもう少し
僕でいようとしたのにもう
爪先から溶けはじめ
さくらが上からふってきて
さらさらと
流れ出していってしまいそうです

そしてそのまま海にたどりつき
海岸の砂浜に染み込んで
まだだれもいないそこにぽつんと
ゆるい太陽を見上げていることで
それ以上でも、それ以下でもなくなり

宇宙は何処にあり、いつ終わり
終わったあとはどうなるのかなんて

そんな心配もなにもなく
僕は季節と一心同体になれたらいい