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弥生暖炉

もう3月だというのに
雪が降り積もり
屋根の煙突さえ
つまった雪で不完全燃焼

こりゃ大変と
家中の窓という窓を
大解放すれば
吹雪にまみれたこの街の
ひとつでしかない
雪景色

暖炉の火を燃やせ

暖炉の火を燃やせ

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詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
キンキンに冷えたビールとコップをもって縁側に行く。二本下駄をはいてすわる。夜風に風鈴がやさしく鳴る。プシュッとくとくとく手酌で注ぐ。豚蚊取りの鼻先で煙がくゆる。ゆっくりのどで感触を味わいながら飲む。作務衣が緩やかな涼風にはたはたと揺れる。遠くの花火の音が鳴る。あっちかな…見上げた先は白鳥のくちばし。笑われたようで笑みを返し小さく「かんぱい」という。

妄想大爆発!
2019.6.5