2011/10/29
詩はぷくぷくと
心軽いとき深海の気泡が
ぷくぷくと
言葉を生んでは
風になる
考える
その前に
弾みだすリズム
これだ
だから詩は
やめられない
ぷくぷくぷくと
風になるよ
綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。
Author:鹿田草太
キンキンに冷えたビールとコップをもって縁側に行く。二本下駄をはいてすわる。夜風に風鈴がやさしく鳴る。プシュッとくとくとく手酌で注ぐ。豚蚊取りの鼻先で煙がくゆる。ゆっくりのどで感触を味わいながら飲む。作務衣が緩やかな涼風にはたはたと揺れる。遠くの花火の音が鳴る。あっちかな…見上げた先は白鳥のくちばし。笑われたようで笑みを返し小さく「かんぱい」という。
妄想大爆発!
2019.6.5