銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

根雪

根雪になれるのなら本望
そう積もった雪が日向
まだ定まらない冬の気まぐれに
きっととけてしまうのに。
残り物に福があるわけでもなく
中庸的にうまれた一月頃の雪が
固まって守られて
その、本望を果たす。

ぼくら足があったって
大いなる雪の前では蚤のジャンプと同じさ
そして中庸を意識的にみつけては
潜り込んだら終了

残念ながら雪降り積もる

ゆきやこんこ あられやこんこ
ふってもふってもまだ降りやまぬ
犬は外で庭駆け回る
エゴはこたつでまるくなる


季節も軌道は悲しいほど単調

寒空に吹きかける白煙
ゆっくり溶け入ってく
その向こうに夏はいるのかい?
オリオンに声かけても
チカチカとまたたく星は
イエスもノーもわからなくて
息が夏雲に変わるわけもなく
ただひたすらのふゆ
いっぽんみち巡るだけ

弥生暖炉

もう3月だというのに
雪が降り積もり
屋根の煙突さえ
つまった雪で不完全燃焼

こりゃ大変と
家中の窓という窓を
大解放すれば
吹雪にまみれたこの街の
ひとつでしかない
雪景色

暖炉の火を燃やせ

暖炉の火を燃やせ

葉が呟いてる

葉っぱが
なんか言ってる
もう土になりかけの
去年の葉っぱが

これから
さくらさかすよー
言ってる

5月になって
あの
艶やかな、青葉を

みたときにはもう
夏を感じてる
僕はもう

葉桜の
呟きまで、きこえてる

嘘ついた青空

風たちは
そろそろ

春を
迎え入れる
準備を
済ませようと
している

気がするのに
今日の青空が
嘘になるような

春にさえ待ちぼうけ

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鹿田草太

Author:鹿田草太
春待ち…(じつは夏待ち)
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