2017.09.05 海と雲
夏の午後の木陰
もうすぐ海の下り坂
真っ白に光る道

麦わら帽子深くかぶりなおして
空を見上げたら
オニヤンマの道

通過したそれもくりくりと
ぼくを
ふりかえ
ったようで

走りだす

もうすぐつくから
青い海今日は一人でも

息と汗は最高に弾んで
それよりもはじけた僕がいた



夏の砂浜について
僕は特にやることもないんだけれど
そらや空気の違い
ここは海、海辺 にいる


いちばん見える遠くには
小さくなった船や
くもの足さえ見えて それでもみあげるほどの
入道雲


ああなにもしないのに
一日はあっという間だな
かもめのこえ うみねこのこえ
かえらなきゃ、さ

夕陽は綺麗だ明日も晴れる
一枚めくったカレンダーに
ぼくは日常の扉を開けて戻る




時々空をぼっとみあげる
なんてことすらしなくなったぼくは

あの頃は
つきいちいってた
うみすらことしは
いちどもいかずじまい

2017.09.05 夏滴
九月上旬まだ夏の名残がある
というか本番の兆しさえあるほど
太陽は高くそして陽射しは感覚に訴える
冷たいのは風だけ、だね
汗を両肩で交互に吹きながら
カーテンの隙間の熱射



2017.08.22 太陽に乾杯!
向日葵の満開
濃い青のバックにぼくはため息しかしない
久しぶりの晴れ間はよそよそしくなく
今夏ずっと雲の後ろにはいたんだぜって強気だから素敵だ
ぼくだってそれでよしっ!て思わされてしまう
それでよしっ!

これだけ暑くて
蝉噪、蝉噪今がチャンスとばかりに
そんな濃厚な狭く濃いそれにぼくもここぞとばかり
ビールぐいって飲み干すのさ
うまい!

おまけにね
ぼかぁ今日暑くて布団にゴロゴロしていたわけだけれども
そこに沁みこむ感触と

そこに沁みこむ感触と

だめだ
ぼかぁ泣けちゃって
汗だか涙だかわからないごちゃごちゃのまじったビール
最高に高く掲げ
太陽に乾杯するんだよ
風は放たれた
暑い夏の気持ちのままに
風化というならぼくはどんなに、矛盾だろう

白んだ空は
いつもぼくをみてる
とじこめるように
まもりこむように

風に乗りながら
居心地のいい、居心地の悪さは
季節のずれのせいで

空の遠く 星たちだけが今年も
正しく導いているだけ
虫たちの歓喜に混ざって僕も今日は早めの乾杯
ツクツクボウシも出てきている
いまが盛りという事を確認して
一日一日を大切に生きていくのは夏のおかげ
郵便局の届け物
バイクで来た近所の人
天気雨にも虫たちは止まなかった
一生懸命生きているのさ

網戸越しに来たからは少し冷たい風
山は少し風に揺れて
虫たちはしがみつく ”フリオトサレナイヨウニ”
山の神様は今日も透明な体に葉っぱのお面で
あのてっぺんにしゃがんで世界を偵察してる
(異常なし)

空に重なりだした黒い雲が避暑の
冷たい雨また降らそうとしている
風がまた入る
その向こうの山上をみると大きな葉っぱをお面にした
山の神様と目があった