銀河と四季の道標

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Category銀河鉄道の夜たち 1/1

銀河鉄道の夜たち<1>

蚊綿はぬるくなったビールをくいっと一飲みにすると、少し力の加減が分からないという風に強めにコップを置いた。ゴチンと嫌な音が響く。「すこし…おれのなかでも整理できていない、ただ…聞いてもらえると少し落ち着けるかもしれないし余計混乱するかもしれない…それに君の事まで巻き込んでしまう事になるかもしれない…それでも君は聞いてくれるかい?」 なんだか少し怖かった。蚊綿が酔って話した法螺ではない事は確信していたし...

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銀河鉄道の夜たち(序)

「銀河鉄道を本当にみた事あるかい」蚊綿が聞いてきた。僕が返答に困って挙動不審をつくると黙って見ている。初夏に乾杯しようと言い出したのはぼくだった。「いいね」といって蚊綿はちらっと視線を合わせる。「じゃぁ、今夜」そんな風にいつもみたいに屁理屈を上げてただ飲む機会をつくっただけだったのだけれども、なんだか今夜の蚊綿はいつもと違う様子だった。「本と、あとアニメの映画かな…。それなら読んだし見た。ますむら...

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綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。
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木や空やただ不変にある全てと本気で対話して仲良くなれたらぼくの不安は吹き飛ぶのです

あきめきたくないのにあきめき心さえ反応して、この頃…(17/10)

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