2015.09.27 ぼくらは
風に負けそうな、冷たい季節の
あからむ頬は てのひら当てれば
温み、取り戻していくけれど
ひとりじゃ立てない 大きな大地に
吹きつける木枯らしは 容赦はしないよ

大きな空を大きな空と思って
強い風を強い風と思って
今の一番を今の一番と思って

少し歩みよれば 伝わる人はいる
大きく行こう そしたら木枯らしなんかに負けはしない
冬の冷たさだって溶かしてしまえる

いまこそ ぼくら ぼくら ぼくら
茜色の空はアキアカネの領地
見上げる僕らは虫にも敵わないみたいで
もちろん太陽にも敵わないから
地に落ちて 勢力の弱まったそれを
やっと見る事ができるくらいの
ちっぽけさが際立つ季節さ

一生懸命やった一生はどれくらい?
長さはかればたかが知れてる
言葉を探るな心を探れ
やりたい事 思い起こして一番笑顔になるそれを
真正面から見るんだ


夕陽の落ちて 黄昏る暇もなく過ぎる
時のスピードを掴み取ってやりたい

やりたい事 思い起こして一番笑顔になるそれを
いまはじめればいい そんな地点に立つと
虹色メガネかしてくれ、もう少しトンボ よく見えるさ
よく見える いままで見えなかった事は
みないふりしていたことだったって
2015.09.06 におい
ゆうごはんまえのたのしい空腹
まずおふろにはいって 湯気のにおい
そしてしみこんでくる夕餉のにおいに
カラスの行水を終えてたったか食卓につく
ほかほかのご飯に味噌汁 ナスの味噌和えやきのこの煮物
いただきますもつかの間箸を伸ばし
空腹に詰め込む至高

あとはゆっくり夜長の秋 ビールちびちび
面白いテレビがあればテレビを見て 積ん読の山も
秋には 映える

秋です、秋