2015.02.23 星について
風が吹くと あめがすこしぱらぱらとふって
顔についた水滴をはらうと
オリオン座がきらきらとひかった

あまのがわ ふゆだってみえるんだってじじつ
なつのあいだだってはれのよるならみえてるんだってじじつ
ひるのあいだだって、そらでは 流れてる

しっているようでわすれていた
いつかのおおきなたからものは
しあわせにとどかない小さなごみくずになってしまうなんて

顔についた水滴をはらうと
オリオン座が煌々と輝いていた
2015.01.12 冬の朝
おとのすくない冬の朝
まだらな陽が
降り積もった雪に反射して
せかいは輝いている

凍った雪の踏みしめると
しかしか、しかしか
うんだんだんとふゆになっていると
たいかんてきなかくしょうが
ぼくのきもちを、すこし

あおとしろ
たいようの光、ゆきが
ほとんど空へとかえすから
あおく、つよく、際立つ、あお

ただ確かな、冬の朝に
2015.01.05 冬日常よ戻れ
もう冬だし、流星群はきれいだし
夏ゴーグルを捨てて、旅に出よう

ファンタスゴマリアの雪だるまが
希望の果ての夏の国に辿り着いたとき
死んでしまったような
そこまでの、狂暴さは冬にはないから
(けれど油断は大敵だ!凍傷、スリップ、雪合戦の雪玉石入り…etc)

だってふゆだから、鼻水は出るけれど
こたつのぬくもりにやさしいあくびもでる
永夜は越したし、だんだん昼が長くなると別れば
両手の拳だってゆるむ

さあ、だからきょうだって
なんどもしたいことをする
あいたいひとがいたらあいにいって
いいたいことをいおう


今あの人にあいたい
笑顔をみられたらいい
リピート、リピート


素敵な冬の夜
なりますように
明るい日差し 雪の間から
もう年の瀬 明日になれば大晦日
ごーんごーんと鐘の鳴るたび
僕の頭から抜けていく煩悩のいくつかは
取り返しのつかない事になって
後悔しないだろうか

雪に反射した光が照る
そんなところにいればぼくも目立つものだけれど
現実の理屈をねほりはほり
そんな、ぼくの夢はめっきり現実的輪郭を失った
非固形な滑稽、コケコッコー

2014.12.25 冬の風
冬の風は美しいと、言ったものだけれど
時にはその繊細さの刃が澄んで切りつける
こころの奥深く 避けてふたつになった
そんな道あるいた 彼は散った 北風

ばらばらになった その彼の
美しかった瞳はかすむ ほんとうにうつくしいもののなかで
霞む それは冬だからでしょう
だってこんなさむくて誰も見上げない一人ぼっちの空は
こっちの道を選んだ僕は 振り向けばもうどれが来た道かわからないのに
そんな道あるいてる 枯葉散った 北風