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春を呼ぶのは

まだ雪は
そこらじゅうに
残っていて

きっと
ことしも
4月の上旬にまで
とどまるんだろう

それは

けれどそれは
やっぱり

ぼくらのこころの
名残雪なんだ

なんであれ
きもちを宿してしまったものに
人とは




そのきもちが
あるいは
雪を溶かすのかもしれない

晴れ渡る

晴れ渡る空
こんな日は
つめたいつめたい
北風も
なんだか心地よく
感じてしまうよ

不思議なものだね
人の感覚とは

網膜の埃が
跳ね返るような空の深淵
それに送るように
ふかく、ふかく
呼吸したら

冬の
溶けかけの
笑み

今頃
やっと
返せた

冬はほんとはやさしい

冬にやさしく
なれないのさ
お互い厳しく
けれど
よくわからない

君は僕たちを
いったい
どう思ってるの
当たり前に穏やかな
平凡が訪れる前の蹴落とし
それとも
そうだね
少なくとも君は
四季のなかでいちばん
イキルトハナニカ
考えさせてくれる
そして
春の一歩
たしかに

休日のめざめ

きゅうじつの街が
朝日に照らされて
ゆっくりと目覚めていく

冬の柔らかな朝日は
その及ばない日蔭のつめたさに
だれしも思い起こす記憶がある

きゅうじつの街が
朝日に照らされて
ゆっくりと目覚めていく

そしてひとびとも
同じくして
きゅうじつだけのこころと共に
おだやかに目覚めていく

サン、カン、シオン

小春日和にきたいした
今はもう燃えたぎる
ストーブの前、両てのひら

さん、かん、しおん

サン、カン、シオン

リズムよくね。

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自己紹介

詩がぼくの道標

鹿田草太

Author:鹿田草太
俯瞰的に観ている自分もいるのに
こいつばかだなって思っている自分もいるのに
体内に精密な四季時計でもしこまれたのか
すこしの夏の気配だけで僕は
一億の細胞を活性化させる特殊能力をもっているのです

そしてひとふれだけで、しかもそれは妄想の引き起こした夢うつつかもしれないのに
すっかりたのしくなってしまっているのです

春さえ越えてしまった

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