今日

朝が始まって一日に気づくのさ
あたらしいなんてなんかいだって
いいし

そらがあおけりゃうつくしいね
うつくしいってことはしんこきゅうしたいくらい
なんならたべたいくらいのそらってこと

たべたらなんだか
おなかもふくれてよけいにしあわせ
かんじてしまうな

朝が始まって一日に気づくのさ
あたらしいなんていつだってうれしい

そらがあいにくくもりぞらだって
こどものころにかんじたわくわくおもいだす
きっかけになる

くらやみのおしいれよるならこわいのに
ひるまのあのよるのようなどきどきったいなんだったんだ!

それもこれも
きょうがあるから
いつまでもきょうがあるから
いつかふっときづくことができるのさ
だからきょうってすばらしいのさ

季節

犬が鳴いて少し寒い冬の終わり、春のはじめ
もうすこしゆっくり
流れていいのさ季節よ

薄雲はる黄昏前電気が目にしみて
あしたははれるだろうか
単純に楽しみな今日はいい日だった

ストーブを付けあたたまる部屋で
すこしまえの邦画を見ているだけ
それだけさ


だからもすこし
ゆっくりながれていいよ季節

だからもうすこし
ゆっくりながれてよ
一日曇り空そんな休日は
時々はためく道路沿いの
のぼり旗の動きをずっと眺めて過ごしてる
ゆれてはとまって
とまってはゆれて、時に激しく
そんなモノに飽きない休日は
コーヒーなんて意味をなさない
圧倒的支配

窓の一隅にはもう
儚く梅の花が映っているというのに

汚れ

風に悟られ、よそ見をしたよ
開け晒しの毎日さ、開き直ったよ

苦しみの向こうに、何かがあると
声にならない声が、言ってたけど昔の知識

知識は生きてない、当てはまらないこともある
いやむしろ人生の辞書は自分にしか作れない
自分にしか読めない


太陽の下で、少し日差し感じた
いつぶりだろう 葉っぱのあいだの陽射し

いつかこの道の向こうに、何かが現れる
誰かの知らない声がとてもなつっこく語る
でもそれは

曇り空の下、突き抜ける突風、服は汚れた

僕は汚れた

花開くときのひと雫
ぼくにあずけてくださいな
流れる雲をひとちぎり
浸してのませてくださいな 吸い口
こぼれる 薄く広がる 春の蜜
吸い込むほどに息してる
吸い込むほどに生きている

空を見上げてひとあくび
ゆびでくるくるミツバくる
ほどけてきたよであくびがひとつ


ぬけたたましいにてをふって
ぼくはねむります
なにもいわずにおりください
ぼくはねむります

雨音

雨の音による目を覚ます
雨に招かれてサンダルで外へ
空を見上げても天辺星さえ見えないけれど
打たれた雨に目を閉じて
しじまに響き出した雨音全身で受ければ
雨の音符に踊り出す
ツタチタツタ、テテテチタパララ
目を閉じて

雨の音

目を閉じて

雨の感触