銀河と四季の道標

綴りたいことは日々あふれるからその溜め処。

あの流れ星も

銀河の星とこうしてみあげるかっこうで
ひとみからはっする素敵な電子が交信できるとき
そうだったもう去年から随分たつけれど
こんな素敵な電波はわすれやしないよそうだよ
体感的にいうとそうだな、ぴりぴりと
気持ちの良い身の毛のよだちというか、わかっちゃうんだよね
だいたいの未来
それがとても心地よくて止みどきを失ったぼくらが
ほら、すこし輪郭のぼやけたぼくが
天の川からやってくる今年の銀河鉄道に乗ってやってきて
僕と意思疎通することなくまたこの緑の庭に降り立ち
夜がくるまでただしずかに(静物、だ)見上げる
ぼくんちの天気輪の柱 夏の大三角の中心 雷直撃
そしてじゃあまたもなくすぐに乗り込んで
また来年やってくる事を
一生

一生


あー、らららだった

苦しさにめげそうな夏空の朝に
だんだん膜を貼る雲の黒いそれは
ぼくの眼球にだけ張り付いては
ぼくの視界を世界と分離させた
でもじつはそんな苦しさってやつに
人格もなければ命もなく
真夏のミステリー、これは大ミステリー
じゃあいっただれがぼくの視界を邪魔する
今日だって本当は朝なら少し晴れて
光が差し込む、そのはしごは美しく
登りたければ登れる蜘蛛の糸よりも確かな
けれどもみえない
みえない

にんげんてやつはいつからそんなはなしをしては
ごまかしているからだよ、ぼくは

せかいってやつはいつからそんなはなしをしては
ごまかしているからだよ、ららら

ほしおと

ここにはいないよって
大きな声で叫んでいる
流星が近づくと
思い出してしまうんだ
ぼくたちがいくつも
つくたそれたちはいつのまにか
夜空にかがやいていたね
星屑いまも
砂埃を叩き落とすとき
まじって
綺麗な音を出すよ

綺麗な音を出すよ

三角星のまんなかに

僕らは星から伝わるシグナルかかえて
零れたそれは傍目には美しい黄金
そのたび足の裏には負荷がかかって
いつかはコンクリートさえ潰して
それでも歩き続けたのさ

僕らは風から伝わる噂をかかえて
ふきっさらしのそれは傍目には美しい季節
そのたび強い風に足は取られいくどももがき
いつかは進むべき方向さえ失って
それでも歩き続けたのさ
ただ毎年道しるべとなる三角星だけのおかげで

ま、いいや

素敵な季節の夜に迂闊
大事なパスコード失った
もう入れない、門前払い
戻りの道も忘れたよ

よくみりゃ木々には星がなり
赤白青黄さまざまで
すてきにすてきにかがやいて
素敵な呪文唱えたのさ

裏路地

くまると、きっとさっきから
みていたのに
それなのに

ずっとわすれられない
うたがあった
まだひかりのとどく
裏路地の奥まで
いきたかったのに
なんでいちども
いかなかったんだろう

聞こえて匂う

小鳥こえ、きこえる雨から
まぼろしという物語と雲
そこからつたわるの解読
雲のかたちをといて言語化
もう夏だとひかり、いんえいは
夏特有の形容今年ははじまるようだね
雲から夏が
延々フライング気温なんて二の次
確かな変化、雲
タチアオイの電信てっぺんの受信
青映え青波潮風
聞こえて匂う

青映え青波潮風
聞こえて匂う

陽炎に混じって

明日は明日だなんて理解した風にいって
でもそこには熱風がビュンビュンなんだ
中立というか、不安定というか、
しかしそのままここまできたなら
けっきょく安定なのか、そこに意味はあるのか

空気に混じった熱は誰が作ったかって

それは太陽。夏に傾いた太陽なわけで。
その間接的によるまで引っ張っただれかのおかげだね。

安定不定不安定
そのごちゃまぜにこそ癒させるのは
ひとって、本当の完璧足る完璧なんて、こそばゆいから

陽炎にうつったかうつらなかったか
そのくらい

夏切れ

左の手で太陽を擦って
つかいなれないから、火傷してもいい
暑さは続く
遠い山でなく
日暮も聞いた気がするんだ
あれは別の鳥かなにかだったんだろうさ
先日の日曜
キャンプ場のある山の温泉へ
いったときたしかに聞いた

どこか知らないところでもう
確かな夏ははじまっているのかもしれない

足跡辿って

今日くれ明日待ち僕の暮れ
人と人の間かいくぐれど
クタクタに濁った疲れか汚れが
思いのほか重みを持ってつぶれて行くよ
そんな人々の中で足をそろえて
明日明日だよ
今日の延長上
明日からの話しを
でも今日くれ明日待ち僕の暮れ
夢でも見たかなの足
あしあとたどって
あしあとたどって

夏影

ぼくたちは答えを聞こうとして
けっきょく聞けなかった
というか
聞こえなかったし
本当は
聞こうともしていなかったんだ
だから声はただの
音とかして、それから
自然に歩こうとした不自然な
僕らの影に留まった

近々水無月

青ざめ空冷たい風
やっと思い出したかい5月
ってかんじによく聞き耳立てると
季節の狭間の何者かの調整、律の調整
であり率のたぷたぷにすれすれの
季節の杯はそろそろ満たされて流れ出すのさ五月雨
そうして心まで火照った危うい特定の人々の(特定の人々の)
過ち寸前ちょういとまたれい火の用心ってな具合に
ほとぼりを冷ますれっきとした役割があるのは公然の秘密
なぜなら深層心理の奥にほおったそれは
それは
ほら溢れ出したらもう久遠の矛盾
もともと一杯あった杯の量はとうに流れ切っているというのに
とめどないそれはいったい
水張月、水月、水の月
けれど気休め火照りなどとうの昔から覚めたことなどなく
火照りとはまた命でもあってそんなことは
…そんなことはとうに
世界が水日出しだと汚い言葉でわざと騒々しく語気を荒げて
チカチカミナルキ

ぼくたちはけっこう

ぼくたちはけっこう
あるいてきたんだね
きがつけばもうはじまりの
はじまりのうたはとおい
ぼくたちはでもけっこう
まだおぼえているよね
そう口ずさむ全てに少し仄かにいいつも


ずいぶんとおくまで
きたねおじけづいても
ぼくたちはけっこうまわりにいるよ
いつからあってないかとおいともも
そうおもっていないぼくらを
みつめている、きっとそうだと

ぼくたちはけっこう
あるいてきたんだねえ
けしてひきかえすことの
できないはてしないみちを

でもぼくたちは
でも、ぼくたちは
そのすべてのかけら体中に詰まっているから
どこかで
その一ミリの破片がきらり
輝くのが あぁ

そうさぼくたちは
ぼくたちは、けっこう










けっこうみんなまるい

哀しみの雨を降らすことができるのなら
うれしさの日差しは放てられるかい
ぼくはいつもひとにばかりおもってはいつも
いつもおいてきぼりにしてる分離された、自分

だれだってさ楽しいことがあったとき
その時間が永遠に続けばなのにそんな時に限って
時のゼンマイ進行方向思いっきりひねる、神様

だれだってさなにかに頼らなきゃ生きていけないし
みんなってひびきがいいねなんてふと思ってしまうのは
みんなみんなみんな、みんな

だれかがフラした雨はたのしいだれかの日差しが乾かせるなんて
ありきたりのメタファーがありきたりなのはなんでだろう

なんでだろうかんがえるとにっこりだまってしているぼくがいる

ふしぎ

せかいっていう
ぼくのせかいはきみの
せかいとまったくちがうのに
どこかでかさなってるふしぎ

きもちっていう
ぼくのきもちはきみの
きもちとすこしちがうのに
うまれたかんきょうもちがえばいでんも
けれどどこかでかさなってるふしぎ

ふつうっていう
ぼくのふつうはきみの
ふつうとはほとんどちがうのに
いきてきた、おぼえてきた、けいけんが
それがなんだかかってにぼくをつくってたふしぎ

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鹿田草太

Author:鹿田草太
夏だー!
と、もう勇み足であちこち夏連想に手をつけて仕方なくなってきている。
鹿田だけにね。

ほら、ほらもう~。

そしてツイッターも再開しましたとさ。

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