経験

いろいろってほんといろいろなんだな
かんがえかたからそのはじめかたまでいろいろ
みかたさえ360度ある
でもそのまんなかみなすきなのさ

先駆者たちの優しい眼差し
自らたどった道をあるいてくる継承するもの
そのすべてをたどりあるいたとき
体にこもるそれがなんでも真実さ

今の立場でしかわからないものあるのさ
経験という名の掛替えのないものは
ゆっくりじゃなきゃ得られないのさ

だからみんな今を信じていいのさ
純粋な好奇心のまま、ぼくは
さくらちるみずたまり
映った空はあおあおと
清々しい笑顔で
君どうしたんだいって、いうんだ

なんでもないよ
(そらなんかに、わかるか。)

そうかって答えたのは風で
鼻歌歌って通りすぎてく
ぼくにはその
蔑む眼差しさえみえる

(ほらね)

ほらね
僕なんてきみらにくらいか
やつあたりできない

光巡

青く光るくさはら強く
ぼくをおいかけてる
手のひらに汗ばむは今の
力強さ示してる

そんな今日の光浴びて
はるはさくらのふもと
静かな昼と賑やかな夜
そう
昨日は花見だった

さくさくと進む
テンポの良い季節の光
ぼくも光速にのって
いくのさ、次の季節へ

限界

風作る役目の春の日にちぎれとぶ
香った後に振り向いては夏の日差し
幻影もう少しまっていろよとうかんだ麦わらの巨人は
あの夏に会ったよな…
あっていないよな…
とりあえずうんとジェスチャー返すと消えた

今日は相変わらずの雨で
寒さも戻った部屋にヒーターつけてる
窓の外では相変わらずの
車のタイヤがはじく
水の音と雨音が繰り返されている
とりあえずうんとうなずく

それでも雨に負けじと庭先の梅の花
散らすことなくじっと耐えて
茶けた静かな景色を一転守ってくれるそれは
ぼくの希望なんだ

夏よ少し待て
はもう耐えられそうにないよ
きて暑く長く燃えてくれ

夏よ少し待て
期待を膨らませてくれ
まつという最大の幸せ感じさせてくれ
なんてもういえないよ



あめのひはいやだな
声に出していってみる「いやだな」
いやだな

今日はせっかくの休み
だったんだよ
まぁ、晴れても篭ってるんだけどさ

部屋の蛍光灯の明かりは
どうして雨の日こんなに静かなんだろ
静かなんだろ


巻層雲の午後
ドアを開ければ暑さ滲む空気
おなかいっぱいのぼくは
そのまま昼寝さ

狭い部屋のなかじゃ
熱気さえこもる
一段と近づく夏に
恐怖すら覚えてる

桜前線今月上旬
延長線上に“おわり”が写って見えた

陽炎に逃げ水


だってつくしも見てないぜ
ふきのとうもみてないぜ
おおいぬのふぐりも
もんしろちょうだって

いったい全体
ぼくは(ぼくだけか?)
ぼくは(これが現実か?)